2023/02/22

 

最近、新しく友達ができた。

大学までは当たり前のように同じ空間に同じ年代の人間が同じ方を向いていたので自然と仲良くなってたけど、どこから友達と呼ぶのかが難しい。クラスやサークル関係なく、線引きを無意識にしてしまうのが自分の良いとこであり悪いところだと思う。遊びに行ったり飲みに行くと友達とするならば、番号が一つ前の授業のたびに話をしていたあの女の子は友達ではないのか。結局は社会人になっても連絡を取れる、取ろうとする奴こそが友達なのかとつまらない結論に至ってしまうのだけれど、逆に社会人になってから仲良くなった遊びに行った飲みに行った奴らはこれからもずっと友達として連れ添って行くと思う。自分の一方通行の感情だけれど。

友達ができました。今の事業所に来てから割とすぐ話はするようになっていた奴だけど先日ついに飲みに行った。楽しかった。楽しい以上のなんとも言えない感情があった気がする。めちゃくちゃ適当に言えば嬉しかった。25にもなって友達と呼べるものができたことも、初対面ではなく1年以上かけて友達になれたことも全てが相まって、嬉しくなった。尚更今いる友達も大事にしなくちゃって思わせてくれるきっかけをくれたあいつは、どうか自分の次に幸せになってほしい。

絶対に一生付き合って行くとは断言できないしそれだけを友達と言うのは違うと思う。多分今連絡取ってる半分ぐらいは10年後は連絡先も消えてるだろうし覚えてないまである。それでも学生時代までの隣のクラスにいる名前だけ知ってるやつとかすれ違うときに挨拶するだけのよっ友とはできあがった質が違う。ニュートンでもきっとこの質量は測れないとおもう。頼りたいし頼られたいし忘れかけた時に向こうから連絡してほしい。おれからは恥ずかしいのでお酒飲んだら連絡します。

そういうのを楽しみに先を生きるのも少したのしいんじゃないかなって思った。よろしく